東日本大震災から3ヶ月。

未だに続く余震の中で被災者の皆様には心よりお見舞い申しあげます。
震災後、ご注文のメールの中にこんな一文がありました。

「・・・我が家でもたまたま共に在宅中にて、その揺れの大きさに思わず・・・・でしたが、幸い何事も無く済みましたが、御社では如何でしたでしょうか?
この事にて国力の沈滞の少ない事を願いましょう。
この様な中わが身の「可愛さにて」注文致します。宜しく願います。」

ほかにも何通かこのような趣旨のメールと一緒にご注文をいただきました。
確かにこのような国難の非常時に「お酒」というのは如何なものか・・・との思いやりは大切かと想います。
ですが、ユーチューブで東北の蔵元さんが

「自粛などしないで、どうぞ東北のお酒を飲んでください。」

と訴えたことで少し流れが変わりました。
もともとお酒(日本酒)は「御神酒(オミキ)」と言われるように、神事に供えられたのが始まりといわれています。
何か神様に願い事のある時や嬉しい時、悲しい時、そこには古来から日本酒がありました。
そして「酒」の語源は「栄(サカ)える」「災難を避け(サケ)る」から来ているとも言われています。
ご中元やお歳暮によく使われるのも届ける先にとって「この先、栄えて災難のないように」との願いも込められています。

当店にも時々ご来店のお客様が「普段飲まないけど東北のお酒あったら買って応援したいんですが」と求められることがあります。当店は新潟の地酒の専門店ですから東北のお酒はありません。

そんな時は知り合いの東北の酒屋さんを紹介しておりますが、私達でも何か出来ることがあるのではないかと日頃想っていたところ柏崎商工会議所で中越沖地震の震災復興サイト「がんば716」で「恩返し大作戦」http://www.ganba716.net/を!という企画が立ち上がりました。
このサイトでご紹介の商品購入代金の一部を義捐金にという企画ですが、少しでも多くの方々にこのサイトをご利用していただけることを願っています。

中越沖地震では全国のたくさんの方々からご支援を受けて復興した柏崎です。
柏崎市民は特に心の中に「今だから自分にできることは何かないか」と願っています。
観桜会四月には当店の樹齢百年ほどのソメイヨシノの樹の下で「東北応援 酒の新茶屋観桜会」を開催いたしました。
自粛ムードの中での観桜会開催はギリギリまで「やるべきか、やるないか」葛藤しましたが、「やろう」と決めて周囲に声をかけたら「私も何かやりたかったから、一緒に仲間にいれて!」と嬉しい申し入れがたくさんありました。
当日はお天気にも恵まれて多くの皆様からご来場をいただき、心のこもった「義捐金」を被災地にお届けすることができました。

(当日の様子はブログへ)
http://blog.livedoor.jp/shincyaya_bor/archives/51848499.html

みんなの心の中にある「何か自分にできることは」という気持ちが集まって、この未曾有の大震災を乗り越えられると私は信じています。

この記事の著者

新茶屋酒店

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