インターネット創世期を思う①

1995年頃に柏崎に初のプロバイダーが参入して20年が経とうとしています。
まだインターネットが何の役に立つのかと言われながらも、好きな情報を世界に発信できるというホームページとやらを96年暮れに発信開始しました。

その頃の主な発信情報といえばお気軽、自己責任あるのみという趣味的な内容のものがほとんどで、名のある企業に於いてはその利用価値、可能性の見いだせない未知の情報発信媒体など簡単に採用するはずもなく、趣味を発信する輩の様子を静観していた時期でありました。

ネット初期に有名な検索エンジンといえばインフォーシークでしたね。
その後の97年初頭になってYAHOOも新しく参入。出始め、ヤホーとはなんだ?とかなんとかいいつつもとりあえずマイホームページを登録したのです。
メダカ印のネットワークそこに趣味のページと地元のFM局の一週間の番組表もアップしておき、いつでもFM局専用ボタンで情報を見ることができるようにしておきました。登録後にそのカテゴリーで検索してみると、新潟県内のメディアでヒットされたのが、まだ当方のそれだけなのでした。
その独占状態はしばらく続くのですが、その後、後発有名メディアの参入があると、ずるずる下位に後退させられるのでありました。

そんな検索状況においても、趣味の世界となると先攻逃げきりの展開のおかげでまだ検索上位を保つことができたのです。まるで西部開拓時代を思わせるかのように最初発信した者の熱意さえあればキーワード検索上位にいくつも食い込むことができた時代でしたね。

次回(293回)へ続く・・・

もたい看板店 罍 貴秀

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