杭州、上海の旅

新潟交通(株)くれよん万代のツアーで初めて中国へ行ってきました。
新婚旅行以来25年ぶりの海外で、77歳の母は、勿論初めての海外旅行です。
杭州、上海の旅子供2人の3世代4人の旅で、新潟県下から12人の旅行者が集まり、若い添乗員さんが一人、更に現地に到着すると地元のベテランのガイドさんとサポート役の女性が付いて、マイクロバスの運転手さんもいて、至れり尽くせりの楽しい旅行でした。

上海は来年の万博を控えて建設ラッシュです。車もすごく多く、混雑は東京以上かもしれません。
驚いたのは、中国では人よりも車が優先で、気の強い人が我先にと割り込んできます。
日本の交通常識とはずいぶん違って車間距離が短く、とても怖くて運転できません。
これで事故が起きたらどうなるのか、又、警察の事故処理等はどうなっているのか心配です。

上海は重慶に次ぐ中国2番目の大都市で、人口約1800万人で13億の人口の中で最も裕福な地域と思います。
それでも一般的な月収は2~3万円と言いますので、農村部の人達は生活が大変だと思いました。
ガイドさんの話では、来年の万博でバブルがはじけ、不動産価格はかなり下がるとのことです。
高層マンションがすごく沢山ありますが、土地は国家の所有で、不動産会社が50年間国から借り受けてマンションを建設して販売するとのことで、住民にどれだけの権利があるのか疑問です。

杭州、上海の旅

先回のeこってニュースで、堀紘一氏の「世界連鎖恐慌の犯人」の本が紹介されていましたが、私もこの本に共感を覚えます。
昨年のサブプライムローンによる恐慌を予言したことで有名な副島隆彦さんの「恐慌前夜」「連鎖する大暴落」は特に本質をついていると思います。
私の友人で国税庁の長官官房や、不動産会社の社長もこの副島さんを大変評価しています。

その他に、船井総研会長の船井幸雄氏の「2009年資本主義大崩壊」、朝倉慶氏の「大恐慌入門」、高橋乗宣氏の「世界恐慌の襲来」、森木亮氏の「日米同時破産」は、いずれもアメリカの破産によるアメリカ国債のディフォルト(債務不履行)を予言しています。

3月25日号のSAPIO(小学館)ではアメリカがドルを廃止し、カナダ、メキシコと共に新通貨AMERO(アメロ)を導入するだろうと書いています。
すると、このドル切り替えにより、約2兆ドルを有する中国と1兆ドルを有する日本は大打撃を受けるわけで、更にカリフォルニア州債、ニューヨーク市債等の地方債、CDS、CDO等で日本は500兆円のアメリカ資産を有しており、それが無価値になると言うのです。

日本は軍事力を持たない為、言うがままですが、中国にこんな仕打ちをすれば、戦争に発展する危険があるというのです。

しかし、ロシアの外交筋によれば、米政府はすでに中国当局者を呼んで、ドル廃止に関して何らかの話し合いがなされたということで、それが本当ならば最大債務国の中国だけには損失補填を約束し、日本は切り捨てるということです。(SAPIO)

杭州、上海の旅だから香港上海銀行がサブプライムローン問題表面化前に突如1000億円のCDOを、400億円の損失覚悟で投売りし、今年になって温家宝首相がアメリカ国債の購入に対し否定的発言をしており、中国、ロシアともに、ドルに代わる世界基軸通貨の必要性を声高に提唱しているのです。
個人の生活レベルはそんな中国ですが、今、中国がアメリカ国債を投売りすれば、大暴落となり、FRB 即ちアメリカは破産となります。

昨年8月ロシアがアメリカ国債を殆ど処分しましたが、その時はアメリカの要請により、まだ余力のあった日本、中東産油国がそれを買い支えました。
つまり、世界経済の鍵は中国が握っており、今回の上海旅行は、その中国をぜひ見てみたいということもありました。
アメリカがディフォルトすると日本国債も大暴落して、日本の金融機関は大変な状態になります。
それこそ江戸時代の徳政令のように。

仮定の話なので何とも言えませんが、ここにきて世界の経済が大きく変動しており、金融不安はまだこれからが本番と言われていることに注意しましょう。

この記事の著者

八幡屋

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