うなぎの準備はまだですか?

最近は、日に日に暑さも夏本番に近づいてきましたね。 ι(´Д`υ)アツィー
特にこれからは要注意!夏の土用の時期は夏バテをしやすい時期です。
古来、《精のつくもの》を食べる習慣があり、土用蜆(しじみ)や土用餅、土用卵などの言葉が今でも残っています。
土用にはうなぎまた《うなぎ》も精のつくものとして奈良時代の頃から有名だったようで、時の歌人「大伴家持」(おおとものやかもち)も

「石麻呂に 吾物申す 夏痩せに よしと云ふ物ぞ うなぎ取り召せ」

と歌っており、実に1000年以上も前から暑いときに食べるのはうなぎと言われていたようです。
そんなところから、”土用=うなぎ”という風に結びついたのでしょう。
今のように土用にうなぎを食べる習慣が一般化したのはエレキテル(静電気の発生装置)で日本の歴史に名を残した幕末の有名な学者平賀源内が、夏場にうなぎが売れないので何とかしたいと近所のうなぎ屋に相談され、「本日丑の日」と書いた張り紙を張り出したところ、大繁盛したことがきっかけだと言われています。
今は《土用》というと夏だけですが、本来は、各季節の最後の18~19日が土用です。そして「土用入りしてからの最初の丑の日」にうなぎを食べるという訳です。
当社にも多くの食通に親しまれてきた『とっておきの美味しいうなぎ』があります。
うなぎ 白焼き焼津産のうなぎを昔ながらの調理方法で作ったこだわりのうなぎ蒲焼。本場浜名湖産のうなぎを厳選し職人が手早くさばき、うなぎ本来の美味しさが堪能できる香ばしい白焼き、味噌の風味が絶品のうなぎ味噌漬に仕上げました。是非一度ご賞味ください。
最後に《丑の日とウナギの関係》ですが、丑の日の「う」からこの日に「うのつくもの」を食べると病気にならないと言う迷信があり、「うなぎ」もこれに合致した食べものであったとも言われています。
本当は、「丑の日に牛を食べる」のが一番でしょうが、肉食がはばかられた時代は牛そのものを食べることは出来ず(牛はとても大切な働き手であり、肉食によって失っては駄目だった訳である)、代わりに「うのつくもの」を食べることになったとも言われています。
ことにうなぎの色は黒(和牛も黒)、おまけに栄養価も高く夏バテ予防にはうってつけと言うことで、「土用丑の日とうなぎ」の取り合わせとなったのではないでしょうか?
さあこれでみなさんも【うなぎ博士】なんで~す°゜°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪
でも本当は、うなぎ博士って呼ばれても・・・嬉しくないよね・・・(-_-;)

(株)ニッカイ米山 若井絹夫

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