くまのプーさんのふるさと

くまのプーさんと聞くとディズニーのキャラクターを思い浮べる方が多いと思いますが、原作は、1926年イギリス人作家、アラン・アレクサンダー・ミルンが息子のロビンとぬいぐるみをモデルに書上げ、同じイギリス人、アーネスト・ハワード・シェパードが挿絵した童話です。

ぷーさんのふるさと1966年ウォルト・ディズニーがアニメ化し、新たなくまのプーさんが誕生しました。原作はクラシック・プーと呼ばれ、現在も人気を博しています。
数年前、ロンドンへ出掛けた時、クラシック・プーのふるさと、ハート・フィールドを訪ねました
ロンドンから、各駅停車の電車で約1時間、イーストクリンデッドという駅からバスで約20分の小さな村です。
駅前や路線バスにもプーさんの表示や、看板は一切無く、路線バスを降りたバス停周辺も同様でした。唯一、プーコーナーという、ショップが1軒あり、現在はこのショップで、日本語表記の絵地図がもらえるそうですが、当時はありませんでした。

インターネットで入手した絵地図も、かなりアバウトで、500M位 進み、柵の手前を右に…といった具合です
そんな手間も、お金もほとんど(全く?)掛かっていない、童話の舞台に、世界から人々が訪れます。

プーさんの村絶対数は決して多く無いと思いますが、同じ路線バスに乗った日本人は10人位いましたし、歩くルート上でも多くの日本人とすれちがいました。
ルート上で元気が無かった家内が、ハイテンションだったショップは、人であふれていました。
現在、1歳7ヶ月の娘が、大好きなぬいぐるみのプーさんとの違いが理解できるようになったら、もう一度訪ねてみたいと思います。

旅行業に携る者として、ガイドブックにも詳細が無く、案内表示や看板も無い、交通の便も悪い、童話の舞台の小さな村に、多くの人々が訪れる事が驚きでした。
お客様のニーズに合う事は勿論ですが、文字にできない部分も含めご案内し、比べて選ぶ旅をご提案してまいります。

6月末にイギリスで起った、テロ未遂が報道されました。テロや大きな自然災害が起らない事を願いながら、終わらせて頂きます。

(株)トラベルプラザ柏崎 丸山 祐一

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