日常から非日常、そして再び日常

東京の風景夏の終わりごろプライベートで、東京の方へ行ってきました。
住み慣れた柏崎を離れ、たった一泊でも東京で宿泊して感じたことがタイトルです。
私にとっての日常とは柏崎で、朝起きる->会社に行く->家に帰る->寝るといった感じになるのです。
東京に、その目的は何であれ一時的にでもそこで過ごすということは非日常でした。
とにかく何もかも見慣れない風景、トイレに行こうにも探さなければならない、移動は全て電車か徒歩、運動不足の私には良い運動になるどころかヘトヘトになってしまい、喫煙者の私にとって何より一番辛かったのはタバコを吸えるところが非常に少ないことでした。
東京に一泊して柏崎に戻りました。柏崎駅に降り立った時、ホッとしました。
会社から見る米山大橋 地震の被害はありません全てが見慣れた風景、どこに行けば何があるか知っている場所、自分が思ったとおりに行動できる状況。
東京在住の友人に、ここに住んで働く気はあるかと聞かれたとき私はそのつもりはないと答えました。
変わることを拒んでいると思われても、私にとっての日常は柏崎にあります。
非日常を日常に変えることはできると思いますが、それなりの苦痛が伴うはずです。
新潟県中越地震によって突然、非日常へと放り出された人たちは大勢います。
その方たちの一日も早い日常への復帰を心から祈っております。

(株)ニッカイ米山 若井絹夫

関連記事

おすすめ記事

登録されている記事はございません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る