日本人の気持ちを大切に

人を真ん中においた地域の情報化・・・
日夜この命題に取り組み、一方でふと思うことがあったりします。
私はこれまでパソコン教室や地域情報化関連の仕事を通じて、いろいろな人と接してきました。

KASIX東本町研修室パソコンと相対しただけでなじめない人が大勢います。
これをお読みの方は、もう慣れたもんでしょうが、マウスから始まってキーボード、デスクトップ・・・ポート、バイト、そしてWebだのサイトだのとあげればきりがないほど横文字が登場します。
その言葉だけで疲れてしまうようです。
もともとアメリカ生まれのコンピュータがパソコンに移り変わる過程で、あちらの主に学生たちが遊び感覚で付けた用語が多いと聞いています。
それだからなおさらわかりづらい面があるのでしょう。
それを解消するために、できるだけ日本語で伝えようとしています。
また、普段の仕事や趣味のある場面を想定して説明しようということも心がけているつもりです。
インターネットカフ&パソコントータルサービスK-wave情報化社会の到来で、時代が大きく変わるという人もいます。
ちょうど幕末から明治維新の変革と似ているのかもしれません。
先日、いま話題の「ラストサムライ」を観てきました。
渡辺謙の演技が注目されていますが、私は時代考証がおかしいといわれても、中村七之助演ずる明治天皇のセリフが印象に残っています。
要旨は「我々は日本の近代化のために欧米の産業、教育、文化などを取り入れてめざすところに近づきつつある。しかし忘れてならないのは我々が日本人であるということだ」
こんな感じだったと思うのですが、情報化の先進性には注目しつつ日本人の気持ちを忘れず、柏崎という地域の良さも忘れず、人を真ん中においた地域の情報化に貢献していければと思っています。
これからもよろしくお願いします。

(株)柏崎情報開発センター 金田 隆

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